ペネロペ・クルス

ペネロペ・クルス

ペネロペ・クルス(Penelope Cruz-Sanchez, 1974年4月28日生, スペイン)は、スペイン女優として初めてハリウッドで成功をおさめた女優です。

ペネロペ・クルス

その完璧な美貌とラテン系らしい黒髪と印象的な黒い瞳で、共演する男性が全てペネロペと恋に落ちるとも言われるくらいの人気ぶりです。

しかし、元々はバレエダンサーで、演技には興味がなかったようです。

彼女が女優に目覚めたのは、ペトロ・アルモドヴァルの映画を観たときだったと言います。

まだ10代の彼女は、強引にもエージェントに自分から連絡を取ってアプローチしましたが、最初の頃は全て拒否されていました。

デビューを勝ち取ったのは、タレント事務所のオーディションに受かってからのことでした。

その後は、スペイン国内の映画に頻繁に出演し、2000年代に本格的にハリウッドへの進出を果たしました。

その時の映画が、トム・クルーズと、キャメロン・ディアスと共演した「バニラ・スカイ」です。

この作品で強烈な印象を全米に残したあと、ペネロペには頻繁にハリウッドからのオファーが入るようになりました。

そして数年後、ウディ・アレン監督作品で、アカデミー賞助演女優賞を獲得したのです。

ペネロペは、特にレッドカーペットでのファッションセンスに定評があります。

アカデミー賞、カンヌ映画祭などで纏うドレスはどれも彼女を最高に美しく見せるシックなもので、公の場所ではひときわその存在感と美しさをアピールしています。